波紋を創りだす

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仕事であるアートディレクターの方と話す機会があった。
彼はキャリアも何もかもが一流で私からすれば尊敬にあたる存在。
そんな人間と仕事をすることになったのだが、ある共通点があった。

「目的のためにデザインする」

その言葉を直接聴いたのではないが、私には彼はそう言いたかったのではないかと思えた。
彼の言葉は目的のために徹底していた。
可能か不可能か。方法論での妥協は許されない。
まずは最善を尽くす。
それを実際に仕事として行っている姿勢に感銘した。
それは私が理想とするデザインの形であり、それを目指してきている。

私の提案はそれには当てはまらない形で提案したのだが、
それを否定されたことがとても心地よかった。
どこか安心した気持ちにさえなった気がする。
目指すフィールドは違うけれど、私の進む道は間違っていない。
そう思えた。まだまだ技術や実績はないけれども、理念はこのままでいい。
背中を押された気持ちになった。

ただ、いつまでもそうは言ってられない。
クライアントとして対等な関係での提案をしなければならない。
残された時間は少ない。
何が何でも何かを形にしなければならない。
ここへきてようやく真のクリエイティブな"仕事"へたどり着けた気がした。
何かが私の中で芽生え、蠢き始めている。

人や物事との出逢いが私の中の点と点を結び、線にしてくれる。
自分の足を一歩踏み出せばそこに多くの波紋が起こり、呼び寄せてくれるような気がする。
世の中色々な刺激が転がっている。
明日はどんな刺激に出会えるか楽しみです。
そして、大切なことを与えてくれるすべてに感謝しています。

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